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【初心者向け】訪問看護のICT化で解決できること・ソフト選定のポイント


普段、事業所や訪問先の現場で業務を行っている時に、「ここの作業に凄く時間がかかる」「この業務が負担だからどうにか楽にしたい」と思うタイミングはないでしょうか? 人手が足らず、「業務がどんどん溜まってしまうのをどうにかしたい…」と考えている方は少なくないと思います。

コロナ禍以降、より一層重要視され始めてきたICTについて、「難しそう…」「うちでは使えなさそう…」と敬遠されていませんか?
今回はこれからのあなたの事業所を、もっと言えばあなた自身をも助ける、そんなきっかけに繋がる訪問看護のICT活用についてご紹介します。


ICTとは

そもそもICTとは一体何を指すのでしょうか?正式には、「information and communications technology」といい、その略称が「ICT」です。 「情報通信技術(デジタル情報を受発信する技術)」の意味になりますが、 最近では、とりわけ『業務効率化を目的とした』デジタル情報受発信のことを『ICT』と呼ぶ風潮にあります。

訪問看護のICTで分かりやすい例は、現在も多くが紙で運用されている記録の電子化です。「伝票」「テレッサ」「訪問看護記録表」などの帳票を電子化するのが今のトレンドです。

訪問看護事業所の課題

多くの訪問看護事業所が抱える、大きな問題点として「業務量の多さ」を挙げられます。
そこに追い打ちをかけるような、「人員不足」が常態化しているのも事実です。
そんな中、次のような課題やお悩みをよく伺うことがあります。ご自身の事業所に該当するものはないでしょうか?


【訪問看護事業所における課題・お悩み】
  • 書類作成や関連機関との連携
  • 人手不足(人材採用が難しい、なかなか人が定着しない)
  • 残業時間が多い
  • 急な予定変更などの情報連携が煩雑
  • 月末月初の紙の記録の確認(突合作業)が大変
  • 新規依頼の受け入れる余裕がない

もし、上記の課題やお悩みに該当するものがあれば、ICTを検討しても良いかもしれません。

ICT化できること

では、ICTではどんなことができるのかを確認してみましょう。国保連の請求に使う請求ソフト、賃金計算のシステム、シフト作成のシステムなどは既にお使いのものがあるかもしれないですが、看護記録ソフトがどんなものかご存じでしょうか?

看護記録ソフトを使うことで、先程挙げていた【訪問看護事業所における課題・お悩み】を、以下のように解決することができます。


【看護記録ソフトで解決できる課題・お悩み】
  • ペーパーレス化(記録用紙)
  • 業務効率化
  • 情報連携の強化
  • コスト削減
  • 残業の削減
  • 情報漏洩のリスク管理

では、具体的にどんな機能があり、どのような変化があるのか確認しましょう。

ICT化のメリット・効果

ペーパーレス化

現在お使いの紙の記録用紙からスマートフォンへ変更することで、紙の回収や利用者の押印などが省けるだけでなく、
紙の保管スペースも不要になります。

業務効率化/残業時間の削減

記録用紙が紙からスマートフォンへ変更になることで、情報を蓄積し、過去の記録の確認が容易になります。
また、今まで1~2週間に1回あるいは月末までに回収していた記録用紙を、毎日リアルタイムで回収できるというと分かりやすいでしょうか。月末に偏っていた、記録用紙の確認も日々の業務の中で完結できるので、業務効率がグッと上がり、残業時間の短縮や削減に繋がります。

情報連携の強化

これは例の1つですが、今まで急な予定追加や変更について、シフトをメールや電話等で連絡していたものが、
記録ソフトの中でシフトが組めるので、予定の変更も簡単で、変更のお知らせも送ることができます。

コストの削減

システムを導入するとどうしても、コストがかかるイメージですが、逆にコストを削減することもできます。
例えば、記録用紙代やファイル代、記録用紙を保管していたスペースの削減が可能です。
また、業務効率化することによって、残業時間の短縮や削減ができれば人件費の削減にも繋がります。

情報漏洩のリスク管理

紙媒体を扱っていることで、自然とコピーをすることも多くなり、その一部の書類を紛失してしまうと情報漏洩に繋がります。
医療・介護現場では、ご利用者の個人情報を扱うため、漏洩には最善の注意が必要です。電子化することで書類の持ち出しが
必要最低限になり、情報漏洩の防止にも役立ちます。


上記のようなことがICTで実現できれば、業務負担だけでなく、従業員の方の精神的な負担や職場環境の改善、
ライフワークバランスのとれた事業所として人材定着にも繋がる
かもしれません。

システムの比較ポイント

では、どうやってシステムを決めれば良いのか?
記録ソフト選定の重要なポイントは、利用する現場の看護師の方が使いやすいか、管理画面を操作される管理者の方が
必要な情報を管理でき、業務を効率できるかという点になります。

そういった意味でも、比較ポイントとしては

  • 使いやすい、操作しやすい、見やすいものであるか
  • スケジュール管理(シフト調整)しやすいものであるか
  • 必要な時だけ情報を紙に出力できるか(帳票など)
  • セキュリティに問題がないか
  • ランニングコストの負担が重くないか

が、挙げられます。他にも様々な比較ポイントがありますが、「使いやすさ」「機能」「コスト面」で絞っていくと、事業所に最適なシステムに辿り着くと思います。

Care-wingとは?

私たちが開発・ご提案している、Care-wingは訪問介護事業所の要望から作られた、現場の声を反映させながら、使いやすさにこだわって作られた記録ソフトです。この使いやすさは変わらず、訪問看護事業所様でもご利用頂いており、先にお伝えした「ICT化のメリット・効果」に記載した内容はすべて可能となっています。

スマートフォンの苦手な方には音声入力も可能ですので、入力作業を最低限に、パソコンの苦手な方でも分かりやすく、一目で分かるよう優しい色分けで見やすくするなど、細かい工夫があります。

詰み上がっていく業務の中で、システム検討も大変かと思いますので、お気軽に資料請求やお問い合わせ頂ければと思います。

Care-wingで
介護をもっとスマートに!