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訪問介護の間接業務を「AI」で効率化する Care-wing新サービス登場

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訪問介護は今、深刻な人手不足と高齢化により「効率化」と「質の維持」が急務となっています。
特に現場では、「書類作成」や「特定事業所加算の指示出し」といった重要な業務において、過去の記録を探すなどの手作業に多くの時間が奪われ、スタッフの疲弊や離職に繋がりうるのが現状です。

これまでは効率化が難しかった業務もAIを活用することで、かかる時間を大幅に短縮し、サービス提供や同行教育などより利用者さんや事業所運営に関わる業務に時間を充てることができます。 AIの利用によるリスクなどの懸念をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、適切な環境を整備することができれば、効率化と質の維持を同時に改善できる切り札として期待できます。

本コラムでは、現状の課題に対して、この度リリースされたCare-wing「AIアシスト」がどのように貢献できるかをご紹介します。



介護業界の課題


介護現場では慢性的な人手不足が続く中であっても、各種書類の作成や加算取得に伴う業務、定期的な運営指導への対応といった重要業務は、限られた人員でミスなく遂行しなければならず、それが現場の大きな負担となっています。
中でも業務負担が集中しているのが、サービス提供責任者(サ責)です。

サ責は、ヘルパーのシフト調整や訪問介護計画書の作成といった本来の管理業務だけでなく、人手不足を補うために自ら訪問介護へ出向くことも多く、業務の幅広さと過密さが現場を強く圧迫しています。

さらに現場では、以下のような負の連鎖が発生しています。

  1. 教育の余裕がない
  2. 日々の業務に追われ、新人の育成や引き継ぎに十分な時間を割くことができません。
    その結果、「この利用者のことは〇〇さんにしか分からない」といった特定のベテランへの業務偏重(属人化)が静かに進行していきます。

  3. シフトの硬直化とさらなる業務過多
  4. 属人化が進むと、「特定の利用者に同じ職員しか入れない」状況が固定化され、効率的な人員配置が不可能になります。 急な欠員時にもカバーができず、サ責や特定のスタッフにさらなるしわ寄せがいき、業務過多を加速させます。

  5. 持続可能性の低下と、ミスを招くリスク
  6. 継続的な業務過多は、持続可能な事業所運営を困難にします。
    疲労やプレッシャーの中で、膨大な過去の記録から必要な情報を自力で探し出そうとするため、重要情報の見落としなど、思わぬヒヤリハットやミスを招きかねない綱渡りの状態となってしまいます。


国もこうした状況に対し、ICT化による事務作業の効率化を推進してきました。

しかし現場には、既にICTを導入している場合であっても、まだ「削減できる時間」が多く残されています。
この残された時間をしっかりと捻出し、その時間を利用者のケアや人材育成等の事業所運営に関わる業務などに充てることで、持続可能な運営体制を整えていくことが必要です。

サ責の業務に残る課題


訪問介護における的確な指示出しや報告業務は、利用者の安全を守り、適切な事業所運営(法令遵守)を満たすための極めて重要な業務です。

しかし、例えば、帳票作成や指示出しには、目検による過去の記録や帳票類から
①「情報を収集(遡る・探す)」
②「情報精査や内容検討(整理する)」
③「文章を作成」

という3つのステップがあります。

この、過去の情報を基に「①情報を収集(遡る・探す)」「②情報精査や内容検討(整理する)」の中にこそ、削減すべき『間接業務』が多く残されています。





人の目と手作業に依存した状況は、サ責の時間を大きく奪うだけでなく、作成する指示や書類の「質」にもムラを生じさせています。
また、ベテランと経験の浅い職員とでアウトプットに差が出やすく、属人的な環境下では人材育成も進みません。
逆に言えば、担当者の経験に依存せず、重要な情報を見落としなく網羅できる仕組みがあれば、それは属人化を脱する大きな糸口となります。

ここで目を向けるべきは、①②に該当する間接業務が、いかに現場業務を圧迫しているかという点です。
これらを削減しより本質的な活動に充てることこそが、持続可能な事業所運営を実現する第一歩であると認識すべきでしょう。





AIアシスト 3つの機能の紹介


Care-wing(ケアウイング)では、これまで解決できなかった過去の情報を基に「遡る・探す」「整理する」というプロセスをAIにより効率化し、サ責が本来のケア業務に集中できる環境を整えるため、「AIアシスト」という機能を開発いたしました。
既にご利用中のユーザー様にも、その使いやすさや、出力内容の品質などに、高くご評価をいただいています。

ここでは業務効率を加速させる「AIアシスト」の3つの機能についてご紹介いたします。

AI指示機能

過去の記録から必要な情報を整理し、ヘルパーに対する個別性の高い指示を的確に出力。指示内容の質向上と均一化が行え、「情報を探し、どう書けば伝わるか悩む」時間を削減します。
指示レパートリーの増加、個別性の高い指示の出力など、ご評価いただいています。

AIモニタリング機能

日々の記録を遡って特記事項などを整理し、ケアマネジャー等への報告文書作成を支援。
記録に基づいた文章作成により、目視による見落としを防ぐだけでなく、文章の質の向上へとつなげます。客観的で精緻な報告書を素早く作成できます。
客観的かつ的確な文章構成で出力できるなど、ご評価いただいています。

AI支援経過機能

利用者の状態などで「気になる点」を打ち込むだけで、日々の多様な記録の中からAIが関連情報を抽出して的確に要約
目視による見落としを防止するだけでなく、多様な記録からの必要な情報の要約をすることが可能です。
手作業で文章をまとめる負担を省き、正確な記録管理をサポートします。
要約の質向上と均一化、的確な情報抽出や手入力による誤字脱字の削減に繋がるなどとご評価をいただいています。






AIアシストによって期待される3つのこと


では、過去の情報を基に「遡る・探す」「整理する」ことを、AIの伴走で実現できた先にどんな効果があるのか見ていきましょう。

効率化:「探す・書く」時間を劇的に圧縮

帳票や指示作成において最も負担となる「探す(参照)・書く(入力)」時間を劇的に圧縮します。
例えば、事前の情報整理にかかる時間を20分から2〜3分へ、内容の検討時間を10分から5分へ、入力時間を10分から5分へと業務にかかるトータル時間を大幅に削減し、 さらなる業務効率化を実現します。

高品質化:「見落とし検知」と「着眼点の拡張」

多量の情報をAIが読み込み、人が見落としがちな情報を素早く検知します。
また、AIの客観的な視点を取り入れることでスタッフの「新たな気づき」が生まれ、記録や指示出しだけでなく、提供するケア全体の質向上へとつながります。

平準化:属人化を解消し、的確なサービス提供の土台へ

AIの客観的な視点により主観が入りづらくなり、業務担当者のスキルの差による情報の漏れを回避します。
属人化を解消し、誰が対応しても見落としのない、的確なサービス提供の土台を構築します。

まとめ


本機能は過去の記録を正確に遡り、「遡る・探す」「整理する」という最も時間のかかる作業(下書き)を『AI』に任せて、最終決定は常に『人(サ責)』が行うことを前提としています。

これは、「AIの出力に誤りがあるかもしれないから」という理由だけではありません。
AIは「ゼロからの文章作成や情報を整理し、構造化の時間を大幅に短縮する強力なアシスタント」であり、人(サ責)は「専門的知見に基づく妥当性の判断、個別性の反映、最終的な責任を担う意志決定者」という、本来の役割があるからです。
この役割分担を徹底することで、「作業効率化」と「質の高い・安全な介護」の両立が実現し、健全で持続的な事業所運営を可能にします。

これからは「訪問から帰って事務作業に移ろうと思っても、なかなか頭が切り替わらない」「それでもやらなければならない」という心理的な負担も軽減でき、適切な文章を短時間で作成できる、強力なアシスタントが業務をサポートします。

また今回の3機能は「AIアシスト」構想の第一弾です。
今後もCare-wingは、実際の介護現場の声に寄り添いながら、さらなる業務効率化に向けたAI機能の拡張・実装を継続的に進めてまいります。

ご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。



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