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【採用力アップ!】ヘルパーが働きたいと思う訪問介護事業所の共通した特徴とは!
来年の2025年には団塊世代が75歳以上の後期高齢者となり、後期高齢者人口は、2023年の約1,500万人から約2,200万人に膨れ上がる見込みです。 それにより、今後の高齢者人口は増加し、必要とされる介護職員数は2025年には243万人と推計されています。
しかし、介護業界は他の業界と比較して同業他社との人材獲得競争が厳しく、採用に苦戦している事業主の方も多いかと思います。 そんな方に向けて、今回は人材不足を解消するために、ヘルパーが働きたいと思う訪問介護事業所の共通した特徴をご紹介します。
・採用活動をしているが、中々人が集まらない..
・若い人材も集めたいが、応募が来ない..
・採用強化をしたいと考えているが、具体的になにをすれば良いかわからない..
・若い人材も集めたいが、応募が来ない..
・採用強化をしたいと考えているが、具体的になにをすれば良いかわからない..
というお悩みをお持ちの方に向けて、
・ヘルパーが事業所を選ぶ際に重視しているポイント
・ヘルパーの採用を強化するために重要な4か条
・ヘルパーの採用を強化するために重要な4か条
を具体的に解説します。
このコラムを読むことで、採用強化に向けてやるべきことが明確になり、事業所が求める人材の採用に繋げることができます。
ぜひ、最後までご一読ください。
介護業界の人材不足の原因
介護業界の人材不足の原因は大きく3点あります。
①少子高齢化
少子化により労働人口が減少しているため、特に介護業界やサービス業、卸売・小売業では深刻な人手不足が予測されています。 そのため、今後は採用したくても人が集まらないという状態がますます深刻になります。②給与の安さ
一般的に介護職員の給与水準は他の職種と比較して低い傾向があり、介護職員の不足を招く原因となっています。そのため、今後更に不足するであろう介護職員を確保するために国が賃金・待遇の改善を行っている施策の1つが処遇改善加算です。
令和6年度の介護報酬改定で訪問介護の基本報酬の単価が下がったこともあり、事業所を安定的に運営するためにも処遇改善加算の取得は重要視されています。
③介護における3Kのイメージ
3Kとは一般的に「きつい・汚い・危険」の頭文字をとったもので、労働環境が厳しい環境に対して使われています。また、近年では3Kにさらに「給与が少ない」を加えて4Kと呼ばれることもあり、ネガティブな言葉になるため、介護の仕事のイメージダウンにつながっています。
しかし、介護は高齢化社会において不可欠な職業であるため、処遇改善や職場環境の整備が求められています。
ヘルパーが事業所を選ぶ際に重視しているポイント
ヘルパー(求職者)が事業所を選ぶ際に重視しているポイントは大きく5点です。①資格取得支援・サポート体制の充実
働きながらでも資格の取得をはじめとした、自身のスキルアップを実現できる環境は求職者にとても好評です。業界未経験者でも介護業界へ参入することを応援してくれる事業所と捉えることができるので、とても魅力的な制度です。
サポート体制に関しては、入社後の研修が手厚いほど、業界未経験者でも応募してみるひとつのきっかけになります。
新処遇改善加算に関するコラムはこちら
②働きやすい環境か
今後採用を進めるなかで、1人でも多くの人材を確保するために時短勤務で働ける人の採用強化も重要になることが予測されます。そのため、直行直帰が可能か・時短勤務や早退などの柔軟な対応ができれば、求職者から選ばれやすい事業所になるでしょう。
③給与・加算の充実
処遇改善加算(介護職員等処遇改善加算)を取得している事業所は求職者から好評です。処遇改善加算を取得しているということは、職場環境や給与制度など、健全な事業所運営がなされている証でもあります。
④職場の雰囲気が良いか
介護職は職員同士で協力しながら業務を進めていくことが多いため、求職者は雰囲気が良い職場で働きたいと思っています。そのため、職場内のコミュニケーションが活発で、情報共有もしやすいことが強みの事業所は大きなアピールポイントになります。
⑤ICTツールを活用しているか
ICTツールを活用している事業所は「現場の負担を軽減させて、介護サービスの品質向上に取り組んでいる」と求職者は捉えています。 そのため、特にスキルアップを目指している若い求職者は、ICTツールの活用を好意的に受け入れています。採用を促進させるために重要な4点
求職者が事業所を選ぶ際に重視しているポイントをおさえたうえで、事業所が求める人材を採用するために重要な4点をご紹介します。
①求人表の見直し
求人表は定期的に更新されていますでしょうか? 更新したのが1年前や2年前というケースも多いみたいです。先程解説した5つのポイントを記載できているかを改めて確認いただくのがオススメです。
②採用手段の見直し
近年、現状の採用手段に加え、リファラル採用やSNS採用などを活用する方が増えています。リファラル採用とは、自社の職員などの信頼できる方から、自社に見合った人材を紹介してもらう採用手法です。
SNS採用とは、SNS(Instagram・X・Facebook・TikTokなど)を活用して採用活動を行う手法です。
リファラル採用やSNS採用を活用するメリットは以下です。
・リファラル採用を活用するメリット
✅採用コストの削減
✅職員からの紹介なため、自社に適した人材を集めることができる
・SNS採用を活用するメリット
✅年齢が若い世代へアプローチができる(若手人材の獲得に寄与)
✅拡散力が高く、就職・転職潜在層へのアプローチができる
✅コスト(お金)が発生しない
✅採用コストの削減
✅職員からの紹介なため、自社に適した人材を集めることができる
・SNS採用を活用するメリット
✅年齢が若い世代へアプローチができる(若手人材の獲得に寄与)
✅拡散力が高く、就職・転職潜在層へのアプローチができる
✅コスト(お金)が発生しない
「今の採用手法で上手くいっていない..」「若い人からの応募が欲しい..」などのお困りがあれば、ぜひリファラル採用やSNS採用をご検討ください。
③加算を充実させる
処遇改善加算(介護職員等処遇改善加算)は職員の給与などに関わる加算なので、求職者は取得しているかを確認します。そのため、まずは処遇改善加算の取得をご検討いただくのがオススメです。
また、特定事業所加算の取得もオススメです。 事業所の売上が上がるだけでなく、「特定事業所加算を取得している=サービスの質が高い=入社すればスキルアップができそう」と考える求職者も多くいます。
事業所の体制が整えば、特定事業所加算の取得をぜひご検討ください。
④ICTツールの導入
採用を促進させるためにも一度ICTツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか?なぜなら、ICTツールを活用することで、業務効率化ができるので、採用強化や加算の取得に動く時間を作ることができるためです。
ICT化して人材不足の解消ができた事例はこちら
Care-wingのご紹介
弊社では、Care-wing(ケアウイング)という訪問介護記録ソフトを提供しております。
簡単に記録がとれたり、ペーパーレス化や直行直帰の実現などの業務効率化ができるだけでなく、特定事業所加算の取得をサポートできる機能を有しています。
採用を促進するためにも、ICTツールを活用して業務効率化に少しでも興味ある方はぜひ、以下の資料をご覧になってください!