【介護保険最新情報 Vol.1411】「介護情報基盤ポータルサイト」の公開について

厚生労働省は、各都道府県および市区町村の介護保険担当課宛てに「介護保険最新情報 Vol. 1411」を事務連絡として発表しました。

この発表は、公益社団法人国民健康保険中央会（国保中央会）によって「介護情報基盤ポータルサイト」が新たに公開されたことを知らせるものです。

公開されたポータルサイトについて

「介護情報基盤ポータルサイト」は、介護情報基盤の関係者への情報提供を目的として公開されました。
都道府県および市町村は、管内の広域連合や関係する一部事務組合、介護事業所等にこの情報を周知するよう求められています。
また、介護保険関係団体も、会員事業所への周知について協力するよう要請されています。

掲載内容

ポータルサイトには以下の情報が掲載されています。

• 介護情報基盤の概要
• 各関係者向けの各種概要資料
• 介護事業所や医療機関への支援策に関する最新情報

特に、支援策については、助成金の申請時期や申請方法が順次公開される予定で、詳細が確定次第改めて周知されることが示されています。

過去の背景情報と今後の影響

過去の背景情報と今後の影響

「介護情報基盤」は、介護保険行政の円滑な実施を目指す取り組みの一環として進められてきました。
以前の事務連絡（令和7年7月22日付け）では、介護情報基盤の活用を促すための介護事業所等への支援について、国保中央会が設置するポータルサイトを経由して申請を受け付け、国保中央会を通じて補助が実施されることがすでに知らされていました。
今回の通知は、その予告されていたポータルサイトが実際に公開されたことを示すものです。

今後の影響

このポータルサイトの公開により、介護情報基盤の導入を検討している介護事業所や医療機関は、必要な情報を一元的に確認できるようになります。

特に、導入にあたっての支援策（助成金等）に関する最新情報が随時提供されることで、事業者の導入ハードルが下がることが期待されます。
また、これにより、介護情報基盤の普及が加速し、介護現場における情報連携や事務作業の効率化が進む可能性があります。