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【保存版】BCPを作成して終わりは危険!災害対策で重要な3点を解説



2024年に入り、地震や台風などの自然災害が多く発生しています。
元日に発生した能登半島地震から約8ヶ月経過しましたが、その爪痕はいまだ根深いものとなっています。

そのため、自然災害対策として今からやるべき重要なポイントを解説します。

・BCPは大枠作成できたが、作成しただけで終わっている
・今年は自然災害が多いので対策を検討しているが、何をしたら良いか分からない
・災害時のシミュレーションや研修が実施できていない

上記の悩みをお持ちの方に向けて、

・BCPを上手く活用する方法
・自然災害の対策に重要な3点

を具体的に解説します。

このコラムを読むことで、BCPの活用方法が明確になり、自然災害時にも落ち着いた事業所運営ができるかと思います。
ぜひ、最後までご一読ください。

BCPとは


改めてBCP(業務継続計画)とは、自然災害などが発生したときに企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画です。

災害対策のなかでBCPの作成は1番重要です。
作成済みだが見直しができていない方は、ぜひ以下のコラムや資料を見直しに活用ください。
※2025年4月以降でBCP未策定の場合は減算(業務継続計画未策定減算)が適用されますので、ご注意ください。

訪問介護の業務継続計画(BCP)とは?策定のポイントと対策を解説![自然災害編]
訪問介護の業務継続計画(BCP)とは?策定のポイントと対策を解説![感染症編]

自然災害対策に重要な3点


重要な対策方法は大きく3点です。
これらが対策できているか自事業所の状態を想像しながら、ご覧ください。

①BCPの見直し


BCPは作成して終わりではありません。
災害時に事業所全体でBCPを活用して運営ができるように、定期的に見直しをすることが重要です。

具体的には以下の見直しが重要です。
定期的に見直しができるように、毎月の業務に組み込むのがオススメです。

  • 事業所に所属している方全員がBCPの内容を理解できているか
  • 全職員の緊急連絡先は最新の状態であるか
  • 復旧させる業務の優先順位の確認
  • 災害時に連携する医療機関の情報は最新か

②災害シミュレーションや研修の実施


どれだけ良いBCPを作成しても活用できないと意味がありません。
そのため、定期的にBCPを活用したシミュレーション(避難訓練など)や研修の実施がオススメです。

定期的に訓練をすることで、災害発生時に落ち着いて行動することができ、スムーズな避難誘導で利用者様の命を救うことができます。
シミュレーションや研修を実施するうえでの注意点は以下です。

  • 災害対応マニュアルに沿ってシミュレーションが実施できているか
  • 災害時に代表や管理者が不在な場合を想定したシミュレーションも実施できているか

③備蓄品の準備


一般的に最低限用意すべき防災備蓄品は以下の通りです。
既に準備ができている事業所様は、食品の期限や電子機器が正常に作動するかの確認をお願いいたします。

  • 保存水:1人当たり9リットル(3リットル×3日分)
  • 主食:1人当たり9食分(3食×3日分)※アルファ化米、クラッカー、乾パン、カップ麺など
  • 毛布(1人当たり1枚)
  • 乾電池・非常用電源
  • 懐中電灯
  • 衛生用品
  • 携帯ラジオ
  • 救急医療薬品類
  • 簡易トイレ
※上記の品目はあくまで参考情報なため、事業所の特性に合わせて備蓄品を準備してください。

能登半島地震の被災地支援について

 
弊社は石川県の金沢に本社があり、弊社が提供しているCare-wingや本社に被害はなかったものの、輪島市出身・在住の社員が被災しました。
石川県で生まれ育った弊社としても、被災地の復興支援に協力したく、寄付というかたちで支援を実施しました

※弊社の被災地支援に関する詳細はこちら
「令和6年能登半島地震支援金」寄付実施報告

災害時にも活用できるCare-wingのご紹介



弊社では、Care-wing(ケアウイング)という訪問介護記録ソフトを提供しております。
簡単に記録がとれたりシフト変更ができるだけでなく、災害時にも役立つ機能を有しています。

具体的には以下の機能です。

  • プッシュ通知
  •  →管理画面からヘルパーが持つスマホに一斉送信ができるので、安否確認としても活用できます
     (既読状況も確認可能)
  • シフト変更の際に変更内容がヘルパーが持つスマホに自動通知される
  •  →ヘルパーに変更の旨を連絡したいが、災害時に通信混雑で電話ができない場合に効果的です
  • 管理画面で担当者毎に電話番号を2つ設定可能
  •  →緊急時のために担当者の社用携帯と個人携帯や、個人携帯と家族の連絡先などに分けて活用できます

また、地震や洪水などで記録用紙が紛失することも想定されるため、今後よりICTの活用が重要です。
災害対策でどのようにCare-wingが使えるか少しでも興味がある方はぜひ、以下の資料をご覧になってください。


Care-wingで
介護をもっとスマートに!