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【介護保険最新情報 Vol.1412】科学的介護情報システム(LIFE)研修会の周知について

厚生労働省は、各都道府県および市区町村の介護保険担当課宛てに「介護保険最新情報 Vol.1412」を発表しました。
この発表は、科学的介護情報システム(LIFE)研修会に関するもので、研修会は、国立長寿医療研究センターが厚生労働省の補助金を受けて実施する「科学的介護に向けた質の向上支援等事業」の一環として開催されます。
開催概要
研修会には「基礎編」と「実践編」があり、いずれの研修会も、介護施設・事業所の職員と自治体職員が対象です。
基礎編
基礎編では、LIFEの概要、評価項目に関する基礎知識、フィードバックデータの読み方、介護計画立案のためのグループワークを行います。開催日程と会場は以下の通りです。- 東京会場(AP東京八重洲): 令和7年12月15日(月)10:00〜15:45頃(先着180名程度)
- 大阪会場(ナレッジキャピタル): 令和7年12月22日(月)10:00〜15:45頃(先着180名程度)
- 博多会場(TKPガーデンシティ博多新幹線口): 令和8年1月26日(月)10:00〜15:45頃(先着180名程度)
実践編
実践編では、令和6年度改定に伴うLIFEの変更点や、介護現場での活用方法が紹介され、介護計画立案を目的としたグループワークが実施されます。開催日程と会場は以下の通りです。- 東京会場(AP東京八重洲): 令和7年12月16日(火)10:00〜15:45頃(先着180名程度)
- 大阪会場(ナレッジキャピタル): 令和7年12月23日(火)10:00〜15:45頃(先着180名程度)
- 博多会場(TKPガーデンシティ博多新幹線口): 令和8年1月27日(火)10:00〜15:45頃(先着180名程度)
全ての会場において、研修は事前申し込み制で参加費は無料です。
また、オンデマンドでの配信も行われます。
過去の背景情報と今後の影響
今回の研修会は、LIFEの利活用をさらに進めることを目的としており、特に自治体職員の理解と協力が重要視されています。
この研修会を通じてLIFEの活用方法を学ぶことで、データに基づいたPDCAサイクルがさらに加速し、質の高いケアが提供されやすくなるでしょう。
また、LIFEのフィードバック情報を活用することで、事業所は介護報酬上の加算取得も視野に入れることができ、経営改善にもつながるかもしれません。 データの入力や分析、ケア計画への反映など、現場の職員には新たな業務負担が生じることも考えられますが、将来的にはこれらのデータ活用が、介護業界全体の質向上と効率化に貢献すると考えられます。