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訪問介護に欠かせない「チームワーク」とは?他と差がつく事業所運営のコツを解説

最近よく耳にする「チームケア」ですが、皆さんの事業所では連携体制の構築をされていますでしょうか?
「チームケア」とは利用者さんが住み慣れた自宅で安心して生活できるよう、複数の専門職が連携して支援を提供するケア体制のことで、 施設介護とは異なり、利用者さんの生活の場である居宅を中心に、多様な専門職が関わるため、密な連携と情報共有がより一層重要となります。
「チームケア」を実現するには、まず事業所内での情報連携がきちんとできていることが求められます。そのためには、まず事業所内の『チームワーク』体制を整えることが重要です。
今回のシリーズ「職場環境の改善コラム」では、事業所の運営体制の見直しにも繋がる、訪問介護の「チームワーク」について解説いたします。 訪問介護だけではなく、他のサービスでも応用できる内容だと思いますので、ぜひご参考にしてみてください。
訪問介護にチームワークが必要な理由
訪問介護は、「一人で行う仕事」のようで、実際にはチームで支えることがとても大切です。
なぜ個人個人の介護スキルだけではなく、チームワークを養うことが求められているのか?
まずはチームワークが必要な理由を確認してみましょう。
ケアの質・サービスの質が向上するため
スタッフ間で情報を共有し、連携を図ることで、いち早く利用者に最適なサービスを提供できます。また、チームワークが良いとヘルパー同士が情報や技術を共有できるようになり、どのヘルパーが訪問しても一定のケアの提供が維持できるようになるでしょう。
問題の早期発見と対応
チーム内でのコミュニケーションにより、利用者の状態変化や問題を迅速に把握し、適切な対応が可能となります。ヘルパーの負担軽減
情報共有ができる体制になると、ヘルパーも業務の悩みなど相談しやすくなります。例えば、利用者や家族とヘルパーの相性の問題等に対しても、ヘルパーの負担を軽減できるように配置の調整ができ、結果利用者のケアの質を保つことができます。 ヘルパーも安心して仕事のしやすい環境づくりに繋がるでしょう。
訪問介護のチームワークを養うためのポイント
それではチームワークを養うためにどんなことが必要か確認していきましょう。
①情報共有の徹底
職員同士が直接会う機会が少ないため、情報共有が特に重要です。情報共有には訪問介護記録や申し送りノートを活用し、利用者の状態やケア内容を共有している事業所も多いかと思いますが、直接職員が集まり意見や情報を交換する「定例ミーティング」を行うこともオススメです。
文字に起こせない些細なことがサービス改善のカギになることもあるので、短い時間でも実施してみましょう。
②緊急時の対応力を高める
利用者の体調が急変した場合、迅速な対応を求められます。緊急時の対応ルールを事業所内で事前に決めておくことは勿論ですが、職員全体がその対応方法について理解しておくことが重要です。異変に気付いた時の報告先や緊急時の連絡先をチームで共有するほか、症状に合わせた対応マニュアルを準備しておくことで、よりスムーズな対応ができ、職員や家族のストレスを軽減できるでしょう。 いざというときに慌てないために、普段から準備をしておきましょう。
③信頼関係を確立する
チームワークがよくなるには「信頼関係」が最重要ともいえます。そのためにも意識的に職員同士が直接会いコミュニケーションをとることも重要です。
『①情報共有の徹底』でもご説明のとおり、定例のミーティングの実施だけではなく、困ったときに気軽に相談できるよう職員同士でフォローできる体制を作ることも必要です。
また、チームの在り方を提示した上で、職員同士がお互いの意見や考えを尊重して、協力することや、普段から感謝の気持ちなど気持ちのよい声掛けをすることも、チームのパフォーマンス向上にも繋がるだけでなく、風通しがよい関係を築くことに繋がるでしょう。
チームワークを養うために実践したいこと
チームには複数のメンバーがいて、意見も考え方もそれぞれです。それぞれが、やるべき業務に集中できる環境づくりを進めることが、チームワーク力に大きく影響します。時間がないと思っても、目の前の利用者のことを考える時間、チームのメンバーのことを考える時間を作る工夫が必要になります。ぜひ次にあげるような工夫を少しずつ始めてみましょう。
ITツールの活用
情報共有をする際に訪問介護記録や申し送りノートを活用し、利用者の状態やケア内容を共有していると、利用者宅に行かなければ確認ができなかったり、記録を回収してからでないと確認できない情報が沢山あるかと思います。例えば、訪問介護記録をITツールに置き換えることで、月末まで記録用紙の回収ができないことで確認できなかった利用者の情報について、サービス終了都度に確認することができるようになります。
それにより、すぐに次のサービスに反映させることができたり、サービスの質の向上や利用者満足度の向上に繋がげることができるようになります。
また申し送りも同じITツールを使うことで、利用者宅の外にいながら、申し送りの内容を確認することができ、次のサービスにいち早く活かすことができます。
研修・勉強会の実施
『訪問介護にチームワークが必要な理由』にもあげたように、「ケアの質」「サービスの質」を向上させるには、技術や知識を補い、その知識をチームで共有していき、チームでスキルアップしていくことが求められます。最初は職員同士の小さな共有であっても、チーム全体で共通の認識が増えることで、チームワーク力が高まるでしょう。
時間がないのであれば、まずは「機会を作る(日程を合わせる)」ことなど、スモールスタートで実行していきましょう。
メンタルサポートを充実させる
人が集まるとどうしても摩擦が起こりやすいです。それはチームワーク力が高いチームであっても起こり得るでしょう。職員のストレスはどんなところにあるか分かりません。そのためにもサ責やチームの責任者などを始め、職員の方が安心して働けるよう、相談しやすい環境づくりが必要です。
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職場の雰囲気にも影響!職員のストレス理解とメンタルヘルスケアの方法とは?
Care-wingが繋ぐチームの輪
Care-wingには記録を電子化するという役割だけでなく、「チームの業務を円滑に進める」という役割もあります。チームが知りたい情報を集約して、次のサービスの改善に繋げていくことは、職員の皆さんの働き方の改善にも繋がります。
沢山コミュニケーションの話題をあげてきましたが、今の介護の現場では訪問確認のやり取りなどの「削減できるコミュニケーション」をシステム化することで、「より質の高いケアを行うためのコミュニケーション」の時間を増やすことが可能になります。 また、コミュニケーションだけではなく、介護の現場ではサービス以外でどうしても時間とられてしまう業務が複数存在しています。
例えば、記録用紙を提出しに事業所へ寄ること(提出の催促をすること)、記録用紙に押印が不足していて利用者と調整をすること、サービスの予定が変わったことなど。些細ではありますが、職員一人ひとりに伝えていると時間が沢山掛かってしまいます。
Care-wingでは先程あげたような、申し送りを含む記録を電子で保存できるだけでなく、素早く共有することが可能です。事業所に、チームに必要な機能がきっと見つかるCare-wingを職場環境改善にぜひご検討ください。