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介護記録はスマホとタブレットどちらがいいの?

介護記録を電子化する事業所が増えている

昨今、IT機器を活用して介護記録をとりたい、という事業所様のニーズを耳にすることが非常に多くなってまいりました。

PC以外のIT機器を用いて入力を行う介護記録ソフトにはスマートフォンを使うシステムと、タブレットを使うシステムで大きく二分されます。(システムによってはどちらにも対応している場合もあります。)

ご検討をされている事業所様から訪問系サービスには、スマートフォンとタブレットどちらのほうがいいの?といったご質問をよくいただきます。

訪問介護・看護においては断然、スマートフォンをおすすめします。その理由をスマホ・タブレットそれぞれのメリット・デメリットを含めてお伝えします。

それぞれを理解して上で、自社にあった記録ソフトや端末を選びましょう。

介護記録ソフトはタブレットよりスマホをおすすめする理由

理由1 持ち運びが簡単

御存知の通り、スマートフォンは手のひらに収まるサイズで、簡単にポケットに入れて持ち運ぶことが出来ます。

一般的なタブレットは7インチ程度の比較的小型のものから12インチを超えるPCの代わりとして使用できる大型のものまで様々ではありますが、スマホに比べて大きく、持ち運ぶことを考えると負担がかかるケースがあります。

例えば、iPad Airなどの10インチ程度のタブレットですと25cm×17cm程度の大きさがあり、重さは約500g程度になります。

ポケットには入らないので、持ち運び用のバッグが必要です。合わせて精密機器ですのでクッション性の高いケースなどにも入れる場合もあるかと思います。

持ち運びの便利さでいうとスマホのほうが良いと言えるでしょう。

理由2 手軽に記録が取れる

訪問介護や訪問看護におけるサービス提供にあたって記録の手軽さは非常に重要です。

1日に何件もの訪問を行うケースが多いため、都度記録を書いていかないと、実施したサービスの記録漏れや、内容を忘れてしまうということがあるかと思います。

そんなとき、スマホでパッと記録ができれば記録の漏れや忘れを防ぐことが出来ます。

タブレットをケースなどに入れた状態で持ち運んでいる場合ですと入力の際には、ケースから取り出して記録を行う形になりますので、スマホの方が手軽に記録しやすいと言えます。

理由3 個人の端末も活用できる

スマートフォンの普及によって、現在ほとんどの方がスマートフォンを個人で所有している時代です。

60代以上に関してもすでに70%の方はスマートフォンを所有しているというデータも有り、個人所有のスマホがそのまま介護記録にも利用できれば事業所としては費用負担が少なくICT化をすることが可能になります。

ただし、もし個人の端末を業務にも利用する場合においてはセキュリティ面の配慮が不可欠です。

端末にロックをかける、記録アプリにログインする際のID・パスワードを適切に管理することで、情報漏えいの対策をしっかりとしましょう。

タブレットのメリットは情報の閲覧性

一方、タブレットを用いてIT化をするメリットには、情報の閲覧性が高いということがあげられます。

画面が大きいことによって、より多くの情報が一度に閲覧できるので、情報の閲覧性においてはタブレットに軍配が上がります。

また複数人で同じ画面を見る際などにはタブレットのほうが見やすく、相手にも見せやすいでしょう。

しかし、訪問介護の場合においては手軽さを上回るメリットには感じづらいかもしれません。

また、タブレットには通話の機能がないため、別途電話での連絡のやり取りにはガラケーもしくはスマートフォンなどの携帯電話が必要です。

必然的にタブレットで外部から記録する際には別の端末を持っていることになりますので一つの端末で連絡のやり取りも記録もできるのが一番効率的と考えることが出来ます。

まとめ

訪問介護や訪問看護のサービス記録の入力に関しては、使い勝手などの面から考えるとタブレットよりもスマートフォンのほうが向いていると言えるでしょう。

タブレットは、情報の閲覧や移動を伴わない通所や施設内でのサービスについてはおすすめできます。

自社の状況にあったIT機器を適切に選択することで業務効率化につなげることが出来ます。

また、スマートフォンかタブレットか、という問題以前に現場のヘルパーさんが使いやすく、ちゃんと使いこなせる介護記録ソフトを導入することが必要です。

そもそもIT機器を導入しても記録ソフトが使いづらく、現場の業務にあっていないとなってしまうと業務効率化も出来ずかけたコストが無駄になってしまいますので、使いやすい介護記録ソフトを選ぶことが一番重要となってまいります。

83歳のヘルパーさんでも使える介護記録ソフト

弊社では、使いやすさにこだわったスマホで入力ができる介護記録システム「Care-wing 介護の翼」を提供しています。

セキュリティには万全の配慮がされておりますので、事業所様によっては個人の端末を活用されていらっしゃるケースも多数ありますし、事業所からスマホを支給される場合には弊社からレンタルのサービスも提供しております。(詳しくはお問い合わせください)

レンタルプランの場合は、予めアプリがインストールされた状態で納品させていただきますので初期設定さえしていただければすぐにご利用いただくことが出来ます。

これから介護記録を電子化していきたいとお考えの方はぜひお問い合わせください。

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