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連携しやすい!おすすめの介護請求ソフト9選

介護ソフトを選定する際に、皆さんはどんなところを重視されていますか?
紙で業務をすることが多い介護の現場の方にとって、些細な機能の差がソフト選択に大きく影響することがあります。
今回は介護ソフトと連携可能な請求ソフトを検討されている方や、請求ソフトの切り替えを検討されている方に向けて、請求ソフトの基本から、Care-wingを始めとした外部の介護ソフトとも連携が可能な「おすすめの請求ソフト」についてご紹介します。
目次
請求ソフトとは
「請求ソフト(介護請求ソフト)」とは、介護保険請求業務を効率的に行うために多くの介護事業所が活用しているソフトのことです。 介護保険制度に基づく介護サービスの利用者自己負担の割合は1〜3割、残りの7〜9割は国民健康保険団体連合会(以下、国保連合会)へ請求する必要があります。
月々に対応したサービスを正確に請求する必要があるため、既に事業所で請求ソフトを利用されている方も多いかと思います。
介護請求ソフトを利用すれば、基本情報と利用サービスの実態を入力することで、請求金額が自動計算されます。
請求ソフトの主な機能
介護請求ソフトはメーカーによって搭載機能が異なります。多くの請求ソフトで搭載されている基本機能は、以下になります。
- 利用者の登録/管理
- 帳票計画書の作成/管理
- 利用者の領収書発行
- 口座引き落とし用データの作成
- 勤怠管理・給与管理 など
請求ソフトの種類
請求ソフトには大きく分けて、2種類あります。現在使用中の請求ソフトの見直しを検討されている方も、改めてそれぞれの違いを理解しておきましょう。
- パッケージ型(オンプレミス)
- クラウド型(ASPなど)
PC1台につき〇〇円という料金体系で、ソフトを使いたい事業所のPCすべてに費用が発生します。
PC自体にソフトをインストールする必要があるのが特徴で、ソフトのバージョンアップの際は、事業所にて作業を行う必要があります。
また機能のアップデートに追加費用が発生したり、追加で設定をする必要が発生することがありますが、カスタマイズの自由度が高いです。
ただ、災害などでPCが故障した場合やシステム障害時の対応などは、事業所にて対応しなければならない点に注意が必要です。
介護ソフトのメーカーによって異なりますが、一般的にはパソコンの台数、または1事業所ごとに月額の費用が必要です。 インターネットが繋がっているPCであれば、インストール不要で利用できるのが特徴で、自動でバージョンアップがされるため、常に最新の状態で利用が可能です。
またデータはインターネット(クラウド)上に残るため、外出先や事業所以外の場所からもアクセスが可能です。
インターネット回線に依存するところがある点に注意が必要でしょう。
そのほかにも「レンタルサーバー」という、メーカー側のサーバーを借りてシステムを運用する形態をとるサービスもあります。 レンタルサーバーにソフトをインストールすることで、クラウド型同様にインターネット経由で場所を選ばずアクセスすることが可能です。
パッケージ・クラウドともに、同時に操作できる人の人数に制限があるなど、複数人で操作する際に気を付けなければならないことがあります。 その辺りも含めて事前に確認をしておくことが重要でしょう。
弊社がおすすめする請求ソフト
それでは次にCare-wingとも連携ができる、おすすめの請求ソフトをご紹介します。(五十音順)
介舟ファミリー (株式会社日本コンピュータコンサルタント)
☆クラウド居宅介護支援向け、通所サービス向け、訪問サービス向けなど、介護サービスの提供形態に合わせた各ソフトが用意されている。
Care-wingの他、多数の外部連携も可能。
Quickけあ2(株式会社ファティマ)
☆パッケージ/オンプレミス、クラウド(レンタルサーバー)介護業務における記録から請求までの必要な機能を標準で備えており、さまざまな事業種別に対応しており、他社の介護・医療システムとも連携が可能。
また、ナースコールや見守りロボット、介護報酬サービス、医事会計、電子カルテシステムなど、幅広い分野との連携も。
ケアカルテ(株式会社ケアコネクトジャパン)
☆クラウド介護保険サービス、障がい福祉サービスに対応しており、請求業務の他、幅広いサービスを展開。
ナースコールや医事会計などさまざまなICT機器との連携も可能。
ケアマザー(株式会社ノエシス)
☆パッケージ/オンプレミス介護保険サービス(居宅介護支援・居宅サービス等)・障害福祉サービス・小規模多機能・グループホームなど、多数のサービスに対応した業務支援ソフトで、サポートするサービスの幅が広いのが特徴。
SuisuiRemon(セントワークス株式会社)
☆クラウド(ASP)SuisuiRemon(スイスイレモン)は介護請求ソフト。全国に複数の事業所やサービスを展開する介護事業者が監修。
Care-wingを含む、一部外部システムとの連携も可能。
Flowers NEXT(株式会社コンダクト)
☆パッケージ/オンプレミスまたはクラウド居宅・訪問・通所・小多機など含む、豊富なラインナップから必要な介護保険サービスのソフトを組み合わせることが可能。
複数の事業種別に対応しているソフトを探している方に好評。
ほのぼのNEXT(NDソフトウェア株式会社)
☆クラウド特養や居宅介護支援、訪問介護など、幅広い事業所・サービスに対応。
Care-wingを含む一部外部システムや、ナースコール・見守りシステムなどとの連携も可能。
楽すけ(ニップクケアサービス株式会社)
☆パッケージ/オンプレミス東京都新宿区で福祉教育やリハビリテーションなどの専門学校・専門職大学を運営する敬心学園グループのニップクケアサービス株式会社が提供する介護請求ソフト。 介護保険・障害福祉サービス等請求に対応。
ワイズマン(株式会社ワイズマン)
☆クラウド居宅介護や訪問看護、通所介護など、さまざまなサービスに対応するソフトあり。
見守りシステムやナースコールとの連携もあり。
まとめ
昨今の介護従事者不足の影響で、サービス記録をICT化することが、もはや当然のことになりつつあります。「正しい請求処理」には「記録が正しく録れていること」が必要です。
今回ご紹介した全ての請求ソフトは弊社のCare-wingとすべて連携可能です。(更なる連携拡大予定)
そのため、現在ご利用中の請求ソフトを変更せずに、記録から請求までを一気通貫してご利用いただくことが可能となります。
また請求ソフトと合わせて利用することで、より月末月初の業務を削減でき、ペーパーレス化や残業時間の削減をすることができます。
尚、Care-wingは請求ソフトと連携せずにご利用されている事業所様も多く、記録が電子化されるだけで、業務効率が上がると好評いただいております。 不正請求の防止のためにも、「正しく記録を残せるソフト」を検討しましょう。
Care-wingや今回ご紹介した請求ソフトとの連携について、ご興味をお持ちになりましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。