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【介護保険最新情報 Vol.1445】ケアプランデータ連携システムの利用促進とフリーパスキャンペーンの案内
厚生労働省は、各都道府県および市区町村の介護保険担当課宛てに、2025年12月4日付で「介護保険最新情報 Vol.1445」を発表しました。
この発表は、「将来的なシステム統合を見据えたケアプランデータ連携システムの利用促進と、それに伴う支援策」について知らせるものです。
システム統合に向けた準備と助成対象の拡充
厚生労働省では現在、「ケアプランデータ連携システム」を、将来的に「介護情報基盤」などのシステムと一本化する方向で調整を進めています。
システムが統合された後にスムーズに利用を開始するためには、今のうちから現行のシステムを導入し、業務の流れを整えたり、データ連携ができる相手先を増やしておくことが推奨されています。
こうした背景から、システム導入にかかる費用を補助する助成金のルールが見直されました。
具体的には、業者に「介護情報基盤」への接続設定を依頼する際、併せて「ケアプランデータ連携システム」の導入サポートもまとめてお願いすると、その分の費用もあわせて助成金の対象として認められます。
1年間無料になる「フリーパスキャンペーン」
また、システムの普及をさらに後押しするため、利用料が無料になる「フリーパスキャンペーン」が実施されます。
通常であれば年間21,000円かかるライセンス料が、申請から1年間は0円で利用できるお得なキャンペーンです。
これから新しくシステムを導入する事業所はもちろん、すでに利用している事業所であっても、期間中に更新を迎える場合は対象になります。
- キャンペーン期間(配布期間) 2025年6月1日~2026年5月31日
- 対象事業所 すべての介護事業所(新規申込だけでなく、現在利用中の方の更新時も対象)
詳細は、2025年3月14日より公開される特設ページ等で確認が可能です。
