特定事業所加算算定も、ケアの質向上が評価されケアマネからの紹介は減っていません
- 課題
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- ケアの質向上
- テレワーク体制の構築
- 情報共有の強化
- 特定事業所加算の取得
導入企業様の情報
事業所様名 | ヘルパーサポート笑ん満 | ヘルパー人数 | 17人(うち登録ヘルパー人数:11人) |
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利用者人数 | 95人 | 最高齢ヘルパーさんのご年齢 | 71歳 |
ICT導入のきっかけについて教えて下さい
特定事業所加算を取ろうと思ったのがきっかけです。
特定事業所加算取得は利用者様の費用負担が上がることが懸念で少し躊躇をしていましたが、スタッフの賃金を上げて人材を確保するために取得しようと考えました。
介護記録ソフト「Care-wing」を選定した理由を教えて下さい
もともとはシステムエンジニアに作ってもらった入退室管理やシフト調整のための独自のソフトを使っていました。
使っているうちにもっとこういう機能があればいいのに、ということを感じるようになり、Care-wingのかゆいところに手が届く機能面での豊富さや、利用していた請求ソフトと連携できることなどが良いと思い、導入することにしました。
ICT化をするとなったときの現場ヘルパーさん・サ責さんの反応はいかがでしたか
ガラケーを使っている方もいましたのでヘルパーさんからの抵抗は非常に強かったですが、サ責からは業務が効率化できるのであれば、と前向きに考えてくれていました。
導入するためになにか前もって準備などされましたか
特に前もっての準備などはしていませんが、Care-wing導入の際に、社員を1名Care-wingの担当に任命して、経営者と2人で進めました。
初期設定から実運用にあたっては時間と労力がかかりましたが、スマホに慣れていないヘルパーさんも実際に触っていただくと、思いの外簡単に使えるな、となりました。
導入してよかったことはどんなことですか
月末の請求業務にかかる時間を大幅に減らすことができました。
なによりもケアの質が上がったと感じています。
紙で記録を取っていた時よりも記録の質が上がったことと、それがいつでも見られるようになったことによって、情報の「見える化」ができるようになりました。管理画面を見れば、どこで・誰が・何をしているのかもわかりますし、ヘルパーさん同士の情報共有が密になり、特定事業所加算を取る・取らない関係なくスタッフ間の情報の連携は飛躍的にスムーズになりました。
Care-wingの導入によって、外部からは質の高いサービスを提供するための準備をきちんと行っているということが評価してもらえたのか、特定事業所加算を取ったからといってケアマネからの紹介が減るという影響もありませんでした。
現在、新型コロナウイルスの影響でテレワークなどが叫ばれていますが、Care-wingがあれば在宅でも業務が可能なので当社でも在宅で仕事ができる体制を整備しました。
ヘルパーさんもわざわざ記録用紙を事業所に持ってきていただく必要がないので感染防止にも役立っているかと思います。
結果的にですが、Care-wingの導入によって職員全員がスマホを持つことになったので、こういった状況でもスマホを使ってオンライン会議なども実施できています。
導入前と導入後でヘルパーさんに変化はありましたか
ヘルパーさんの変化でいうと、朝一番、スマホにICタグをかざして今日の自分のシフト一覧を確認してもらうことで、その日の業務がどれだけあるのかひと目で分かるので、後は実際にサービスに出てその一覧の業務を消し込んでいくような形でモチベーション高く仕事に取り組んでいただいています。
サ責はケアに出ながらも空いた時間で管理業務ができるようになりました。
ICTの導入に躊躇されている方へ一言お願いします
Care-wing導入したことによって全員がスマホを持ち情報共有が加速しました。
とてもアナログな介護業界ですが、全員がスマホを持つと世界が変わると思います。
当社ではCare-wing導入後に、その他のITツールもみんなが使えるようになったので、情報のやり取りのスピードや、濃さが格段に上がりました。
いつどこでも情報が共有できる。訪問介護業界の永遠のテーマかと思っていましたが、それがCare-wingを導入してITが身近になったことで加速度的に進みました。
導入前と導入後では違う事業所かと思うくらいになっています。