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【おすすめソフト6選+1】訪問介護ソフトの機能や特徴をご紹介
勤怠管理やシフト作成、介護記録、請求業務など手間のかかる業務も多い介護現場。
そういった現場の介護保険請求業務効率化のためにソフトの導入を進めていると「どのソフトを選べばスムーズな運営を目指せるだろう」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、おすすめの訪問介護ソフトの機能や特徴をご紹介します。介護請求ソフトの比較や検討のヒントとしてご参考ください。また介護請求ソフトと連携して使える記録ソフトもご紹介します。
介護請求ソフトには2種類ある
介護ソフトには、パッケージ型とクラウド(ASP)型の2種類の導入形態があります。それぞれの特徴と魅力をご紹介します。
パッケージ型の介護ソフト
パッケージ型の介護ソフトは、CD-ROMもしくは、介護ソフトを提供しているHPなどを介し、自社のパソコンへソフトをインストールして使用するタイプです。ソフトがインストールできれば、インターネット環境がない場所でも利用することができます。
クラウド型と比べて高額な価格の場合がありますが、長期的にみるとランニングコストは安くなることもあるため、事業規模が大きかったり、長期的な使用期間を見込んだりしている事業所から選ばれています。
クラウド(ASP)型の介護ソフト
クラウド型の介護ソフトは、インターネットを通じてサービスを受けることができるタイプです。インターネット環境があれば、パソコン・スマホ・タブレットなどの端末から操作を行うことが可能で、場所や時間などにとらわれずに利用できるメリットがあります。
クラウド型の介護ソフトは、毎月の使用料がかかるものの、低価格で展開されているため、初期費用を低コストにおさえて導入することができます多くなっています。これから事業を展開する場合や、事業規模が小さい場合、短期間での利用を検討している場合などにおすすめな介護ソフトです。
パッケージ型のおすすめな訪問介護ソフト
長く使用することでランニングコストをおさえられる魅力があるパッケージ型の介護ソフト。個人情報などの大切なデータは、自社内だけで管理するため、情報の漏えいの心配もないというメリットもあります。おすすめの介護ソフトをご紹介します。
・ケアマザー
株式会社ノエシスが提供する介護ソフト「ケアマザー」は豊富な製品ラインアップを取り揃え、「操作性」「サポート」が好評な介護保険請求ソフト。障害者福祉サービスにも対応しており、60日間の無料体験が可能です。
・Flowers Next
株式会社コンダクトが提供する「Flowers Next」は事業所の展開する介護サービスに合わせてシステムを組み合わせていくというスタイルで展開している介護ソフトです。
多彩な商品ラインナップから選ぶことができ選べるため、パッケージ型とクラウド型を組み合わせて使用するという使い方も可能です。
・楽すけ
ニップクケアサービス株式会社の介護ソフト「楽すけ」は、「低価格」「操作性」「サポート力」を兼ね備えた、介護報酬請求業務を効率化するソフトウェアです。
介護ソフトの提供だけではなく、新規開業時に必要なOA機器なども揃う「開業支援プラン」も展開しています。
クラウド(ASP)型のおすすめな訪問介護ソフト
低価格で導入できる魅力のあるクラウド型は、介護ソフトを提供する会社が最新バージョンへアップデートするため、常に最新のシステムを利用できるというメリットもあります。クラウド型のおすすめな介護ソフトをご紹介します。
・介舟ファミリー
株式会社日本コンピュータコンサルタントの「介舟ファミリー」は介護保険、障害者福祉の両制度の請求ができるクラウド型ソフトです。
また、データ移行、サポートセンター、オンラインセミナー、帳票カスタマイズの各種サポートは、すべて無料でご利用が可能です。
・SuisuiRemon
介護大手セントケアグループのセントワークス株式会社が開発した「SuisuiRemon」は売上入金管理に特化した介護請求ソフトです。
通常の実績管理業務はもちろん、売上・入金・未債権管理機能を充実させ、請求業務の効率化、事務員コストの削減、回収金額のUPにつながる仕組みを提供しています。
・ワイズマンシステムSP
株式会社ワイズマンの「ワイズマンシステムSP」は介護・福祉の全サービスに対応しています。
全国44,000件以上のトップクラスの導入実績を誇っています。施設規模・形態に合わせた自由な仕組みで導入が可能です
請求以外の事務作業の効率化には訪問介護記録ソフトが活躍
請求業務以外にも介護事業所には様々な事務作業があります。それを効率化できるのが介護記録ソフトです。
そして、上記の介護請求ソフトすべてと連携できるのがクラウド型の介護記録ソフト「ケアウイング」です。
スマホの操作経験がない職員でもスムーズに使いこなせるようにと開発されました。
介護では大切な個人情報を扱うため、システムにIDやパスワードでロックをかけることが基本ですが、ケアウイングはICタグを採用。ICタグにかざすだけでログインできるため面倒なIDやパスワードの入力が必要ありません。
また、介護記録は音声で入力したり、定型文を活用したりすることで、入力をする手間を極力少なくできます。手書きより短時間で記録が取れるようになることと、介護情報をより充実させることが可能です。
さらに、介護記録から請求業務へ連携ができ、自動的に実績記録データの作成ができます。これにより介護職員の大きな負担となっている請求業務の簡素化が実現できます。
すでにケアウイングは2,000を超える事業所で使われており、簡単で便利な使い心地に高評価を得ています。介護現場での職場環境づくりを実現できる介護記録ソフトです。
介護ソフトを導入して業務を効率化しよう
介護業務はケアの実施だけではなく、請求関連の事務作業や、他現場にいるスタッフとの情報共有、記録やスケジュール管理など、複雑な業務を抱えていることが現状です。そのため、休憩もままならず、残業をしなければいけないという状況も珍しくはないでしょう。
介護ソフトは、場所や時間に制限されることなく利用できるため、直行直帰が可能になったり、請求作業にかける時間を短縮できたり、職場間での情報共有がスムーズにできたりと、今までの課題を解決に導くことができます。
介護ソフトには、さまざまなソフトウェアが展開されていますが、何を求めるかを明確にすると適した介護ソフトが絞られていくはずです。今回の記事を参考に選んでみてください。