要介護4・5 の利用者さまの割合など事業所側で調整し難い要件と違い
「特定事業所加算Ⅱ」の要件は、ほとんどの事業所が自社努力で取得が可能です。
利用者さまの負担増につながるから… とあえて取得しない事業所もありますが、介護報酬の基本単位に10%加算される特定事業所加算は、
経営母体の大小にかかわらず、
今後の介護経営に必要な事業所努力です。
特定事業所加算取得の要件の中には、定期的な研修や会議、健康診断の受診など
すでに達成している項目もたくさんあると思います。
中でも要件達成と運用が負担になりがちなのが、2-2の
「サ責からヘルパーさんへのサービス内容
文書指示とその実施報告の記録」。
また、実務研修修了者など要件クリアに時間が必要なものもあります。


実際に特定事業所加算取得している事業所は、
ⅠとⅡを合わせても全体の40%程度です。
Ⅱに関しては自社努力だけで取得ができて
10%も収入がアップするにもかかわらず、
ほとんどの事業所で取得をしていないのが現実です。
それでは一体なぜなんでしょうか。

多くの介護事業所では、ソフトやPCは導入されていても、
現場のヘルパーさんの介護記録などは紙のままとなっています。
ケアウイングは
「年配のヘルパーさんでも使える記録ソフトがほしい」
という介護事業所のご要望から生まれた介護記録システムです。
ログインのためにIDやパスワードは必要ありません。
ICタグにタッチするだけ、介護記録に難しい文字入力は一切なし、必要な項目をタップで入力が完了します。
そのままデータ化され文書として保管できます。


訪問看護と訪問介護サービスをするにあたり、情報の共有ができるシステムが必要だと思い、Care-wingを導入しました。
導入することで、訪問先でのケア内容やバイタル、記録を入力できるようになり、ステーションに戻ってから、
紙ベースの記録をPCに入力するという事務処理が減りました。
その分、稼働効率も高まり、事業を拡大することができました。


当福祉会では、複数の介護サービスを行っており、訪問介護サービスでは、ホームヘルパーが1日に何軒もの利用者様宅に訪問し、最適な介護を提供できるよう努めています。
さらに、
サービスの向上と業務の効率化を図るためにIT化を進めたいと考え、
ICタグを使って、サービス状況をリアルタイムに把握できるCare-wingを導入しました。
83歳のヘルパーさんも使えています!
